賃貸物件の部屋探しのコツは?タイミングや事前準備についても解説

賃貸物件の部屋探しのコツは?タイミングや事前準備についても解説

新しい生活への期待に胸を膨らませる一方で、数多ある物件の中から自分に合った一部屋を見つけるのは難しいと感じていませんか。
しかし、探し始めるタイミングや条件の絞り方など、いくつかの重要なコツを押さえるだけで、理想の住まいと出会える可能性は高まります。
本記事では、部屋探しを始める最適な時期から、譲れない条件を整理するコツ、内見のチェックポイントまでを解説いたします。
これからお引っ越しを考えている方は、ぜひご参考になさってください。

賃貸物件の部屋探しのコツ①タイミング

賃貸物件の部屋探しのコツ①タイミング

賃貸物件で失敗しない部屋探しのためには、おさえるべきポイントがいくつかあります。
まずは、部屋探しのベストなタイミングと、スケジュール管理について解説していきます。

引越しの1~2ヶ月前から部屋を探す

賃貸物件の部屋探しを始める理想的な時期は、引っ越し希望日の1~2か月前といわれています。
あまり早く探し始めると、希望の物件がまだ市場に出ていない可能性が高くなってしまいます。
反対に、探し始めるのが遅すぎると選択肢が限られ、焦りから妥協してしまうことにもなりかねません。
とくに1月~3月は、学生や社会人のお引っ越しが集中するため、不動産業界が忙しい時期となります。
そのため、時期を調整できるのであれば、この繁忙期を少しずらすだけで、より良い条件で契約できる可能性が高まるでしょう。

審査・契約期間を見込む

希望の物件が見つかったら、入居申込後に大家さんや管理会社による入居審査がおこなわれます。
この審査には、一般的に3日~1週間ほどかかりますが、あくまで目安と考えておきましょう。
提出した書類に不備があったり、繁忙期で申込が殺到したりすると、10日以上かかることもあります。
そのため、物件の申し込みから実際の契約までには、最低でも1~2週間ほどの余裕を見ておくことが大切です。
具体的な流れとしては、まず引っ越しの2か月前には、住みたいエリアや家賃などの条件を固めておきます。
次に、1か月半前を目安に不動産会社へ行き、物件の紹介を受けて内見を始めましょう。
その後、遅くとも引っ越しの1か月前までには入居申込を済ませ、審査結果を待つという流れになります。

初期費用の準備

部屋探しと並行して進めなければならないのが、まとまった資金の準備です。
賃貸借契約の際には、敷金や礼金、仲介手数料といった初期費用が必要になります。
この初期費用の合計金額は、一般的に家賃の4~6か月分が目安です。
仮に家賃8万円の物件を選ぶと、契約時に32万円~48万円程度のお金を用意する必要があります。
とくに繁忙期には、引っ越し費用が通常期の1.5倍以上の料金になることもあります。
そのため、希望の物件を資金不足で諦めることがないように、計画的に準備を進めることが成功の鍵といえるでしょう。

賃貸物件の部屋探しのコツ②事前準備と条件設定

賃貸物件の部屋探しのコツ②事前準備と条件設定

前章では、部屋探しのタイミングについて述べましたが、理想の部屋を見つけるには条件設定も重要です。
ここでは、理想の部屋を絞り込むための事前準備について解説いたします。

家賃上限の決め方

まず、お部屋探しでもっとも重要な基準となるのが、無理なく支払える家賃の上限を決めることです。
より安全で現実的な家賃を設定するには、手元に残る「手取り収入」の30%以内を目安にしましょう。
生活に余裕を持たせる場合、可能であれば手取りの25%程度に収めるのが理想的です。
たとえば、手取り月収が25万円の場合、家賃の上限は6万2,500円~7万5,000円が適切といえます。
なお、家賃だけでなく、管理費や共益費も合計した「総家賃」で考えることが重要です。

住む場所の優先順位付け

家賃の上限を決めたら、次にどのような暮らしがしたいかを考え、条件に優先順位をつけていきましょう。
多くの方がもっとも重視する条件として、職場や学校までの「通勤・通学時間」が挙げられます。
一般的には1時間以内が目安とされますが、満員電車のストレスや乗り換え回数も考慮しておくことが大切です。
不動産広告では、駅徒歩の表示は「1分=80m」として計算されることが多いため、実際の通勤時間を測る際の目安として役立つでしょう。
また、日々の暮らしやすさに直結する「生活の利便性」も、重要な判断基準となります。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアが近くにあるか、その営業時間が自分の生活リズムに合っているかも確認しましょう。

譲れない条件と妥協点

全ての希望を100%満たしてくれる、完璧な物件を見つけ出すことはとても難しいものです。
そこで、効率的に部屋探しを進めるために、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を区別しましょう。
生活の基本となる家賃の上限や住みたいエリア、最低限必要な部屋の広さなどは、譲れない条件になります。
たとえば、「築10年以内」が希望でも、「築20年でも室内が綺麗ならOK」とすれば物件数は増えます。
同様に、「2階以上」が希望でも、「1階でも防犯対策が万全なら検討する」といった考え方もできるでしょう。
また、あらかじめ妥協ラインを文章にしておくと、不動産会社の担当者にも希望が伝わりやすくなります。

賃貸物件の部屋探しのコツ③内見時のポイント

賃貸物件の部屋探しのコツ③内見時のポイント

ここまで、部屋探しのタイミングや条件設定を解説しましたが、最終確認となる内見もおさえておきましょう。
最後に、内見で失敗しないためのチェックポイントについて解説していきます。

室内の確認箇所

内見は、書類や写真では分からない実際の住み心地を判断する、重要な最終確認の段階です。
まず室内の日当たりは、部屋の明るさや暖かさ、電気代にも影響する大切な要素です。
窓の向きや、周りに日光を遮るような高い建物がないかを、しっかりと確認しましょう。
次に、収納スペースは、扉を開けて奥行きや高さをメジャーで測り、使い勝手を見ておきます。
水回りはとくに念入りに確認すべきポイントで、キッチンではシンクの水圧やお湯の出方を、浴室ではシャワーの水圧や排水の流れを確かめましょう。
トイレも実際に水を流してみて、排水に問題がないか、異音や異臭はしないか確認しておくことが大切です。

共用部分と設備の確認

お部屋の中だけでなく、エントランスや廊下、階段といった共用部分も忘れずに確認しましょう。
これらの場所が綺麗に清掃されているかは、その物件の管理の質を知るための判断材料になります。
とくにゴミ置き場は、きちんと整理されているか、ルールが守られているかを見ておきたいポイントの1つです。
また、インターネット通販をよく利用する方は、宅配ボックスの有無や数も重要です。
防犯面ではオートロックの有無だけでなく、モニター付きインターホンかどうかも確認しておきましょう。

周辺環境のチェック方法

最後に、建物の外、つまり周辺の環境についても自分の目で確かめることが欠かせません。
物件を見に行く昼間の時間帯と、多くの方が帰宅する夜とでは、街の雰囲気が異なることもあります。
そのため、可能であれば、曜日や時間を変えてもう一度訪れてみることが大切です。
窓を開けてみて、車の走行音や線路の音、近所の工場や飲食店からの音や匂いも確認しましょう。
また、自治体が公開しているハザードマップを確認し、浸水などの危険がないか把握しておくことも、身の安全のために重要です。

まとめ

部屋探しは引っ越しの1~2か月前から始め、審査期間も考慮し、家賃4~6か月分を目安に初期費用の準備を計画的におこないましょう。
まず、手取り収入から無理のない家賃上限を決め、次に通勤時間や生活の利便性を考え、「譲れない条件」と「妥協点」を整理します。
内見では、日当たりや水回りなどの室内はもちろん、共用部分の管理状態や、駅からの道のりなど周辺環境も自分の目で確かめることが大切です。

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