不動産売却の買取保証について!メリットや条件も解説

大切な不動産を売却する際、「もし一定期間売れなかったらどうしよう」とご不安になることはありませんか。
実は、そのような売主の不安を解消するために、「買取保証」という仕組みが存在します。
この記事では、不動産会社が直接物件を買い取る「買取保証」の仕組みやメリット、利用するうえでの条件や注意点について解説いたします。
不動産売却をスムーズに進めたいとお考えの方は、ぜひこの記事をご参考になさってくださいね。
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不動産売却における買取保証とは

不動産売却で買取保証を検討するなら、基本的な仕組みをおさえておきましょう。
まずは、不動産売却における買取保証の概要や、仲介との違いについて解説していきます。
買取保証の基本と流れ
「買取保証」は、一定期間は仲介で販売し、売れない場合は、不動産会社が事前に決めた保証価格で買い取る取り決めです。
最初に査定をおこない、仲介での想定売出価格と保証価格という2つの提示を受けます。
内容に同意すれば、媒介契約と同時に買取保証契約を締結する仕組みです。
仲介期間は、3か月~6か月が目安で、期間中に保証価格を上回る申込が入れば通常の仲介として成約します。
満了までに買主が見つからなければ保証が発動し、合意済みの保証価格で会社へ売却します。
売却先と期限が確定する点が、計画を立てやすくする鍵だといえるでしょう。
一般的な仲介との違い
仲介のみでは「いつ売れるか」が読めず、相場や需要に左右されます。
一方で買取保証は、売れない時に会社が買うセーフティネットが組み込まれ、現金化の時期を見通せます。
ただし、保証価格は市場価格より低くなるのが前提です。
一般的に市場価格の7割~8割が目安で、状態や立地によってはさらに下振れします。
不動産会社は、買い取った後にリフォームや広告、登記、取得税、保有中の金利、販売リスク、利益を見込みます。
これらのコストが差し引かれるため、保証価格は低めに設定されているのです。
なお、売出価格の設定や広告の出し方は、市場の動きに合わせて見直すこともあります。
高値売却の可能性を追いつつ、最低ラインを確保する「保険」に近い仕組みだといえるでしょう。
買主は不動産会社
買取保証が発動すると、その物件の買主は不動産会社に確定します。
そのため、一般のお客様を相手にしたときのように、新しく内見者を迎えたり、価格の交渉に対応したりする必要がなくなります。
買主が不動産会社となるため、住宅ローン審査が通らずに契約が白紙になるという心配もありません。
契約を結ぶときから代金の支払い、引き渡しまでの流れが事前に整理されており、手続きはスムーズに進みます。
内見の準備や日程調整といった、売主にとって負担になりやすい手間から解放される点は、安心できるポイントです。
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不動産売却で買取保証を使うメリット

前章では、買取保証の基本的な仕組みについて述べましたが、具体的なメリットが気になりますよね。
ここでは、買取保証を利用する主なメリットについて、解説いたします。
資金計画が立てやすい
売却の「最終期限」と「最低受取額」が前もって決まるため、住み替えの資金計画が立てやすくなります。
新居を先に契約する場合でも、二重ローンやつなぎ融資の期間と金額を読みやすくなります。
残代金の支払い時期が見えることで、引っ越しや仮住まいの準備もスムーズに進められるでしょう。
このように、不確実性を減らせることが、安心して次の一歩を踏み出せる理由となっています。
手付金の支払いや、住宅ローン本申し込みのタイミングも逆算できるため、手元のお金が足りなくなる事態を避けやすくなります。
売買の連動が必要な住み替えでは、この見通しが暮らしの切れ目を作らないコツとなるでしょう。
引渡し日を新居の入居日に合わせやすく、仮住まい期間や二重家賃の抑制にもつながります。
資金の着金時点を把握できると、引っ越し業者や火災保険の手配も余裕を持って進められます。
仲介手数料の削減
仲介期間中に一般の買主と成約した場合は、仲介手数料が必要です。
一方で、保証が発動し会社が「当事者」として買い取る場合、仲介行為ではないため手数料は受領できません。
つまり、売主に手数料負担が発生することはありません。
たとえば、売出3,000万円、保証2,400万円の場合、仲介成約では約105万円の手数料、保証発動なら0円です。
なお、仲介手数料の上限は「売買価格×3%+6万円+消費税」という式が目安となります。
数字で比較すると、保証発動の有無が総コストにどう効くかを理解しやすくなります。
契約不適合責任の回避
個人間売買では、雨漏りなどの欠陥が後から見つかると、契約不適合責任を負う可能性があります。
保証が発動し相手が不動産会社となる場合、多くはこの責任を免除する特約が付きます。
不動産会社は、事前調査とリフォーム前提の価格設計をおこなうため、一定の不具合は織り込み済みです。
そのため、売却後の想定外の出費を避けやすく、心理的な負担を軽くできるでしょう。
一方で、現地で把握した事項は丁寧に共有する姿勢が、スムーズな取引につながります。
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不動産売却における買取保証の利用条件と注意点

ここまで、買取保証の仕組みやメリットを解説しましたが、利用時の条件や注意点もおさえておきましょう。
最後に、買取保証を利用するための条件や、知っておくべき注意点について解説していきます。
媒介契約の種類と期間
多くの不動産会社では、買取保証を行う際は「専任媒介契約」または「専属専任媒介契約」を結ぶことが前提です。
専任系の契約期間は法律上の上限が3か月で、原則その間は他社へ切替できません。
そのため、担当者と方針が合うか、実績や販売計画に納得できるかを事前に確認しましょう。
専任媒介契約では、レインズへの登録や活動報告の頻度が定められています。
報告の方法や内容も合意し、進捗が見える運用を取り決めておくと安心です。
必要に応じて、解約条件や違約金の有無も事前確認しておくと良いでしょう。
物件需要と保証価格
保証価格は市場価格を基準に、再販売の予想価格から、各種コストとリスクを差し引いて決まります。
人気エリアや駅近など、需要が高い物件は在庫リスクが低く、8割前後の水準になりやすい傾向です。
反対に、郊外や築古、特殊間取りなどは売り切るまで時間がかかり、買取価格が市場価格の6割~7割となったり、買取対象外となる可能性もあります。
金利や競合物件の在庫、季節要因によって需要は変動します。
査定書では、取引事例や想定販売期間、リフォーム前提の可否などを比較し、数字の妥当性を見極めましょう。
販売戦略の柔軟性が高いほど、保証価格と仲介価格のギャップを埋めやすくなります。
会社変更不可の注意点
契約期間中は事実上会社を変えられないため、スタート時の見極めが大切です。
複数社に査定を依頼し、保証価格だけでなく、仲介時の査定価格の根拠と販売計画を比べましょう。
また、「高い保証価格だが仲介査定が低い」「保証は控えめだが販売計画が緻密」など、姿勢の違いが見えてきます。
価格見直しの判断基準や広告方針、レポートの頻度を事前に取り決めておきましょう。
契約書と覚書で、仲介期間、保証価格、発動条件、引渡し条件を漏れなくチェックし、疑問点は署名前に解消することが大切です。
価格調整の幅や付帯設備の扱い、告知事項の範囲についても書面でそろえておきましょう。
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まとめ
買取保証とは、一定期間の仲介で売れない場合に、不動産会社があらかじめ決めた価格で買い取る仕組みです。
売却期限と最低受取額を確定できるため、資金計画が立てやすく、保証が発動すれば仲介手数料も不要で契約不適合責任も負いません。
ただし、「専任媒介契約」が前提となるため、保証価格や査定の根拠、販売計画を比較し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
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